最近では小学校から私学受験を考えている家庭も多いですね。また、仲良しのお友達がお受験するから、ウチも受けてみようかな…と迷っているママもいるのではないでしょうか。同じ義務教育でも公立と私立の小学校ではどこがちがうのか、きょうはそのポイントをいくつか見てみましょう。
公立と私立の小学校のちがいは?
管轄のちがいは予算のちがい?
まず公立・私立では学校を管轄している先がちがいます。公立は都道府県や市が管轄し、私立は学校を運営している法人が管轄します。公立では税金でまかなわれるため予算の範囲に決まりがありますが、私立では法人・学校ごとに異なります。私立の中にはいちはやくタブレットを使った授業を導入した小学校などもありますよね。どんな機材・教材を使っているかは、学校見学の際に詳しく聞いてみましょう。
集まる生徒のちがい
公立小学校はその学校の校区の子どもが通うことになります。一方で私立は受験で学力のふるいにかけられるうえ、家庭の経済面なども影響します。市立はいろいろな子どもたちがいて十人十色ですが、私立はその学校ごとに共通点がある子どもが集まっていると言えます。小学校は学力の土台づくりをする大切な時期ですが、いろんな子と付き合っていける柔軟性も身につけたい時期でもあるので、どちらに重点を置くか考えてみてくださいね。
カリキュラムのちがい
公立と私立ではカリキュラムのちがいもあります。たとえば、ミッションスクールだとキリスト教の授業やミサがあったりします。また、私立は進学校が多いので、授業の進むスピードが速く、教科書以外の難易度の高い教材を用いることもあります。塾や家庭での学習を充実させていないと授業についていくのが大変になってしまうこともあるので、子どもたちの勉強をママ・パパがしっかりサポートする必要があります。
先生のちがい
公立小学校では先生の転勤があります。転勤があることでさまざまな先生のもとで学ぶ機会を得られます。一方、私立小学校では人事異動はあまりなく、同じ先生が数十年単位で在籍していることも珍しくありません。先生の個性や教育方針が顕著にあらわれやすいので、どんな先生がいるか事前に調べておくといいでしょう。
おわりに
以上のようにさまざまなちがいがありますが、一番大切なのは「子どもたちが楽しく、有意義な小学校生活を送れるかどうか」ではないでしょうか。教育面だけでなく、子どもの希望や性格なども考慮して小学校選びをおこなってくださいね。
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