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思い出の写真、ちゃんと保管していますか?バックアップと整理のポイント

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2015年の内閣府調査によると、携帯電話の普及率は95.3%・その中でiPhoneをはじめとしたスマートフォンの普及率は67.4%となっています。ふだんデジカメを持っていないひとでも、写真撮影はもはや生活の一部となっていますね。
子どもや思い出の写真が気軽に撮れるようになったぶん、写真データが膨大になってどこにどんな写真があるかわからない…というママ・パパも多いのではないでしょうか。

万一のときのために、写真データのバックアップを!

デジカメやスマホ、またSDカードなどの記録メディアは小型化&高性能化が進んでいます。持ち運びには非常に便利ですが、同時に紛失や水没のリスクも高くなりました。
うっかりデータを失くしてショックを受ける前に、予備のデータをそなえたり、モノとしてかたちに残すことをオススメします。きょうは代表的な方法をいくつか紹介しますね。

外付けハードディスク

PCに接続して使う外付けハードディスクは、1TBの大容量のものでも7,000円〜1万円程度と比較的安価です。メーカーによってはデータ復旧などのサービスがついているものもありますので、価格だけで選ばず商品特性をよく確認して購入しましょう。
ちなみに1TBあれば、スマホで撮った写真1枚を4MBとして約25万枚の保存が可能です。1年間に2万枚撮っても、10年ぶん以上のデータを保管できる計算になります。

DVDなどの光学メディア

外付けハードディスクは復旧不可能な故障をした場合、何万枚もの写真が一度に消えてしまう可能性があります。外付けハードディスクをメインのバックアップ用にひとつ用意して、記念写真などの特に大切なデータは光学メディア(DVDやブルーレイ)にも複製しておくとより安心でしょう。

お気に入りの写真はプリントする

写真プリントのメリットは、折れ曲がったり一部が欠けてしまっても見ることが可能な点です。
家庭用プリンタでのおうちプリントは気軽にできて便利ですが、インクも家庭用なので耐光性や耐水性はそれほど高いとはいえません。保管用としては、お店プリント+フィルムにはさむタイプのアルバムにファイリングするのがベターです。
プリントサイズはLサイズが主流ですが、お気に入りの写真は存在感が増す2Lサイズがオススメです。お店によっては写真用紙の種類を選べたり、色味などの補正をおこなってくれるところもあります。

フォトブックを作る

フォトブックを見る女の子

PCサイトやスマホのアプリに写真をアップするだけで、素敵なフォトブックが作れるサービスがたくさんあります。子どものフォトブックは家族の思い出としてはもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントとしても人気があります。
印刷料金やフォトブックの仕様は会社によってさまざまです。ごく一部ですが、下記参考にしてみてくださいね。

キタムラフォトブック
写真プリントでおなじみの「カメラのキタムラ」のフォトブックサービス。お手軽な1,000円程度のものから、こだわりの高品質写真集までいろいろなバリエーションが選べます。
ネットプリントジャパン
文庫サイズのフォトブックが180円から作れます。
Photoback
やや料金は高めですが、質感のある紙や洗練されたレイアウトのオシャレなフォトブック。
nohana
スマホ用専用アプリに写真をアップしていくと、1ヵ月に1冊無料でフォトブックを送ってもらえます(送料は要負担)。

オンラインストレージ

PCを立ち上げたり手動でデータを整理する時間がなかなか取れない…という場合は、オンラインストレージを活用しましょう。別のサービスに付随していることも多く、利用権があるのに活用していないママ・パパもいるかと思います。下記にいくつか紹介します。

Amazonプライム・フォト
Amazonプライムの会員なら容量・枚数無制限で利用できます。jpgだけでなくRAWデータの保存も可能。また、写真を圧縮したりすることなく撮ったときのデータそのものをバックアップできるのも強みです。
Yahoo!ボックス
Yahoo!プレミアム会員やYahoo!BB会員なら、50GBまでのデータ保存が可能です。また、会員でなくても5GBまでなら誰でも無料で利用できます。
NIKON IMAGE SPACE
ニコンのカメラを持っていれば20GBまで、持っていなくても誰でも2GBまで無料で利用できます。容量制限が少しネックですが、カメラメーカーのサービスだけあってWebフォトアルバムとしての機能・操作性にすぐれています。家族や友だちとWebフォトアルバムを共有したいときには非常にオススメのサービスです。

おわりに

多少手間はかかっても、2重・3重に写真データをバックアップしておくことが大切です。特に大切なデータはおじいちゃん・おばあちゃんや親しい友だちにも共有しておくと、万が一のときにも安心ですね。

 

キャラクターが気になった人はこちら→キャラクター紹介