子育て・しつけ

子どもの習いごと、どうする?その3【剣道編】

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武士道という長い歴史を持ち、心身ともに鍛えられるスポーツの剣道は、子どもの習いごととして近年リバイバルで人気が出てきています。「礼に始まり礼に終わる」といわれる剣道は、相手に打ち勝つことのみを目的とするのではなく、相手への尊敬の念や全力で戦えたことへの感謝の気持ちを大切にしています。
きょうは、そんな剣道を習うメリットとデメリットについて紹介します。

剣道はどこで習えるの?

児童健全育成を目的として、多くの地域で活動がおこなわれています。学校の体育館や地域の公民館など、公営の場所が練習場として使われていることも多いので、習う場所を探すときにはまず地域の情報を調べてみるといいでしょう。指導者も地域活動のボランティアとして参加している人が多いようです。

剣道のメリット

身体能力だけでなく精神力の鍛錬もできる

剣道は体力・筋力の向上など身体能力が高められることはもちろん、精神面(集中力・決断力・瞬発力・忍耐力など)を養うのに非常に効果の高いスポーツです。美しい立ち姿や正座も学ぶことができるので、姿勢もよくなります。

年齢を問わず一生続けられる

剣道は年齢・性別・体格差・体力差に関係なくできるので、数あるスポーツの中でも長く続けやすいスポーツです。また、流派がないので競技人口も多く、全国どこでも続けやすい環境が整っているのも魅力のひとつです。

幅広い年齢の人と交流ができる

幅広い年齢の人が習っているので、自然と世代を超えた交流が多くなります。稽古を通して年長者と接することで礼節が身につき、子どもの人格形成に大切なものが得られるのも嬉しいですね。

深刻なケガや事故が比較的少ない

スポーツにはケガや事故の心配がつきものですが、剣道は防具を着用しておこなうスポーツなので比較的安全に取り組むことができます。

剣道のデメリットはあるの?

初期費用がかかる

剣道は防具・剣道着(袴)・竹刀が必要なので、水泳やサッカーなどと比べると始めるときの費用は高額になりがちです。教室にもよりますが、はじめは竹刀だけ用意すれば防具は貸してくれることも多いので、ようすを見て買い揃えていくとよいでしょう。

防具の暑さとニオイ問題

夏は防具を着用するとかなりの暑さになるので、室内でも熱中症には十分に気をつける必要があります。
また、剣道の防具は汗がしみ込んでニオイが気になる…というママも多いと思います。近年は丸洗いできる素材で作られた防具もありますので、教室でとくに指定がない場合は、ケアのしやすいものを選ぶと安心ですね。

おわりに

身体だけではなく精神面も鍛えられて、正しい礼儀作法も身につく剣道。一生を通じて続けられるのも魅力ですね。
習いごとについては、今後もピックアップして情報をお届けしていきます!

 

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