着物やゆかたなどの和服を着る機会は、ふだんの暮らしの中ではなかなかありませんね。そこで、2017年の花火大会は親子揃ってゆかたを楽しんでみませんか?きょうは暑い日でも苦しくなくゆかたを着る工夫や、花火大会に持っていくと役立つアイテムなども紹介します!
目次
ゆかたでも涼しく過ごすコツ
ゆかたの素材に気をつけて
デザイン重視でリーズナブルなゆかたは、素材がポリエステルなどの化繊が入っていることが多いです。化繊は汗を吸いにくく、敏感肌だとかぶれやあせもの原因にもなるので、なるべく綿や麻素材のゆかたを選ぶようにしましょう。
着崩れを防いで快適に
小さい女の子や、子どもを抱きかかえる必要があるママにはセパレートタイプのゆかたがオススメです。スカート(またはキャミワンピ)と上着に分かれているので、洋服のようにサッと着て兵児帯を結ぶだけのお手軽さです。
セパレートではなく、やっぱりクラシカルなゆかたのほうがいい!という場合は、おはしょりの位置をあらかじめ決めて、帯で隠れるところをぐし縫いしておくと安心です(ママは安全ピンで留めておくだけでもOK)。
冷却シートを活用する
暑がりの子どもには、脇の下や背中に冷却シートを貼っておくと体感温度がかなり下がります。ゆかたなら脇の下から手を入れて貼りかえることもできるので、予備を何枚か持っていくといいですね。
花火大会に持っていくと役立つアイテム
扇子・うちわ
暑い夏の花火大会にはやっぱり扇子が欠かせません。パタパタとあおぐと涼しいのはもちろん、ゆかた姿と扇子の組み合わせはとても風情があります。小さい子どもなら、兵児帯の背中側にうちわをさしてもキュートです。
凍らせたペットボトル
ママ・パパの荷物に余裕があるなら、凍らせたペットボトルの水やスポーツドリンクを持っていきましょう。飲むだけでなく、首すじなどに当てて冷やすことができますよ。
ウエットティッシュ
屋台で食べ歩きするときにも、汗をふき取るときにもウエットティッシュは必須です。少し多めに持っていくといいですね。
絆創膏・足袋型の靴下
ふだん履き慣れていない下駄で長時間歩くと、子どもだけでなく大人も靴擦れになる可能性は非常に高いです。行きはよくても、帰りは足が痛くて歩けないことも…。替えの靴までは持ち運べないという場合は、絆創膏と足袋型または5本指の靴下を持っていくと役立ちます。見た目は少し悪くなるかも知れませんが、靴擦れがひどくならないうちに靴下を履いてみてくださいね。
おわりに
和服は着慣れないと大変に感じることも多いですが、着て出かけると日本ならではの風情が感じられてとても素敵なものです。今年の花火大会はぜひ、親子でゆかたコーデを楽しんでくださいね。
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