幼児期のお手伝いは、
- 子どもの自己肯定感が高まる
- ひとを思いやる気持ちがうまれる
- 責任感や自主性が育つ
など良いことずくめ!楽しくお手伝いをしてもらうには、どんな風にお願いしたら良いのでしょうか?きょうは頼み方のコツを紹介します!
目次
お手伝いを上手に頼む3つのコツ
子どものやりたい気持ちをキャッチしよう
子どもが、何かをやりたがるときが一番のチャンスです。子どもは大人のやっていることに興味を持つので、遊びの延長で掃除やお料理などをやりたがるかも知れません。つい「自分でやったほうが早いから」などと思ってしまいがちですが、できればそこはぐっと我慢して、ぜひお手伝いをしてもらいましょう。
失敗しても怒らない・ダメ出しをしない
はじめは段取りが悪くて、見ていてイライラしてしまうこともあると思います。回数をこなしていけば上手になっていくので、長い目で見守りたいですね。終わった後のダメ出しもNGです。「もっときれいに畳んで欲しかった」「キレイに洗えてなかったから、洗い直したよ」そう思っても口には出さず、やり直すのは子どもが寝てからにしましょう。
また、忙しかったり心に余裕がないときは、ダメ出しをしなくてすむようなお手伝いをお願いするのも1つの方法です。
感謝の気持ちを伝えよう
子どもにとって一番嬉しいのが「ありがとう」のことばです。「ママ、すっごく助かったよ」「またお願いしたいな」と、感謝の気持ちを必ず伝えるようにしましょう。子どものモチベーションも上がり、次のお手伝いへとつながっていきます。
頼み方のコツは年齢とともに変わる!
1歳児
人のしていることを真似するのが楽しい時期なので、上手い・下手は気にせずに、できることはどんどんやってもらいましょう。
2歳児
イヤイヤ期の始まる2歳児は、気分の乗っているときにお願いすると良いでしょう。お料理にも興味を示すようになるので、野菜を洗ったりちぎったり、簡単なお料理を一緒に楽しむのもオススメです。
3歳児
好奇心旺盛な3歳児は、やりたいと主張する気持ちを大事にしましょう。幼稚園や保育園の影響もあって、少し高度なお手伝いもしたがるかも知れません。こんなこともできるようになったんだ、と新たな一面も発見できそうです。
4歳児
衛生面の意識も高まり、分量についての概念も身についてくるので、食事の前のテーブル拭きや配膳をお願いするとよいでしょう。子どもの興味とお手伝いが一致すると取り組みやすいようです。
5~6歳児
ていねいに行動ができるようになるので、家電や道具を使うお手伝いもこなせるようになります。これまでより、ちょっと高度なお手伝いをお願いすると、モチベーションが上がりそうです。
7~8歳児
火を使うお料理以外は、だいたいのお手伝いができるようになります。完全にマスターした仕事は、大人がついていなくても平気になってきます。役割分担を決めてお願いすれば、責任をもって取り組んでくれるでしょう。
おわりに
子どもの成長と発達に効果バツグンのお手伝い、ぜひ毎日の生活に取り入れていきたいですよね。大人も根気が必要になってくるので、無理はせずゆとりをもって取り組みましょう。子どもだけではなく、ママ・パパも一緒に成長できる機会になるはずです。
ぜんぜんうまくできないの・・・
その代わりママのお料理を手伝ってちょうだい♪
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盛りつけも、きゃわたん☆
さあ、次はクマセの工作お手伝いするわね
上手にできたし、工作はこの料理を持って行くわ☆
キャラクターが気になった人はこちら→キャラクター紹介