子育てが少し落ち着いたら、いずれはまた正社員として働きたいと考えているママも多いのではないでしょうか。でも、出産・育児でブランクがあったら正社員として働くのは難しいかも…と不安になりますよね。きょうは、派遣・パートから正社員を目指すために大切なことを紹介します。
パートから正社員へ!覚えておきたい心構え
正社員の前にブランクを作らない
職歴は、正社員を目指す前にブランクを作らないことが理想です。週に数日のパートでよいので、正社員を目指す職種に近い仕事をしておきましょう。企業側は即戦力になる人材を求めているので、専業主婦からすぐに正社員になるより、専業主婦からパートを経て正社員を目指すほうが採用されやすくなります。
転職回数が多すぎるのはNG
パートといっても、実務内容は正社員と同等の仕事を求められる企業も多いので、ひとつの企業での勤続年数が長いとそれだけキャリアとして認められます。逆にパートであっても短期間で職を転々としているのはあまり印象がよくありません。パートとして働く際にも、長く働けるかどうか見極めた職探しが大切です。
職種は一貫性が大切
ブランクを作らないことは大事ですが、手当たり次第ではなく自分が将来目指したい分野で仕事を探すようにしましょう。「時給が高い・休みやすい・家から近い」だけでパートを決めてしまうのは危険です。たとえば将来は事務職で正社員になりたい場合は、時給の高いサービス業のパートよりも、少し時給が低くても事務や電話応対などのパート経験を積んだほうが有利です。
週2~3日のパートから始めよう
出産と乳幼児期の育児が一段落しても、いきなり週5日の仕事を始めるのはなかなか大変だと思います。小さい子どもは急な発熱などの体調不良も心配ですし、小学校に上がると授業参観やPTA活動など、平日の活動が増える傾向があります。
まずは家事・育児とのバランスを見て、週2~3日のパートから始めましょう。それだけしか働いていなくて正社員を目指せるの?と心配になるかも知れませんが、週に数日働きに出るだけでも社会との関わり方がちがってきます。パート先から正社員登用のチャンスをもらえる可能性もありますし、パートで得た人脈が新しい仕事につながることもあります。
おわりに
雇用形態に関わらず、しっかりとした勤務経験があれば40代からでも正社員を目指すことは可能です。大切なのは持続させてスキルと経験値を上げることと、チャンスを見逃さないようにすることですね。
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