子どもの歯みがき、いつから自分でさせればいいのでしょう?「歯をみがく」という行為が苦手な子どもは多いです。でも、苦手だからといってなおざりにしておくと、のちのち後悔することに…。
きょうは小さいころから習慣化できる虫歯予防のポイントを紹介します。
一番重要なのは、歯みがきを習慣づけること
虫歯予防には、口の中に汚れがついていない状態をどれだけ長く保てるかが重要になってきます。ママ・パパは、朝イチと食後にきちんと歯みがきをしていますか?「親は子の鏡」というように、まずママ・パパが朝イチ・お昼ごはん後・夜ごはん後に歯みがきをする習慣を確立させましょう。顔を洗ったりお風呂に入ったりするのと同じように、生活の中で「当たり前にやること」にするのがポイントです。
赤ちゃんのころはママが歯みがきをしてあげていると思いますが、少し大きくなったら赤ちゃん用の歯ブラシを握らせるなどして、歯みがきのポーズに慣れさせておくとよりいいですね。
ごはん・おやつの時間は決める
口の中に食べものが入っている時間が長いと、虫歯菌にとっては最高の環境になってしまいます。口さみしいからといっていつもおやつを食べているママは要注意!その習慣は子どもにも伝わってしまいます。
ごはん・おやつの時間と回数を決めるようにして、どうしても合間に食べたい場合はキシリトール入りのキャンディや虫歯予防のガムなどを活用するようにしましょう。
どんなものを食べるか?も重要!
食べものは虫歯菌のエサになってしまうデメリットがありますが、歯の汚れを取ってくれるというメリットもあります。
ポイントは、「歯ごたえのある食べもの」を選ぶこと。子どもが大好きなメニューはハンバーグやオムライス、サンドウィッチなど…やわらかい食べものが多いですね。なので、副菜を歯ごたえのあるものにしてみてください。たとえば、ブロッコリーやにんじんを少し固めにゆでたり、根菜類をスライスしてチップスにしたものを付けあわせにするのもオススメです。
おわりに
乳歯がひどい虫歯になってしまうと、次に生えてくる永久歯までダメージを受けることもあります。歯は皮膚のように自然に再生させることができません。医療の進歩で歯や骨を再生させる技術も登場していますが、一般に普及するにはまだ時間がかかりそうです。
子どももママ・パパも、自分の歯を大切にして、素敵な笑顔で暮らせるようにしたいですね。
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